新しい関数の作成

説明

 Processingでは,自分で新しい関数も作成できるので,何回か繰り返すことの多い処理は新しい関数を作成し,それを毎回呼び出すほうがコードの可読性も上がり,コード短縮にも繋がる。あとで微細な変更を加えたい場合も楽である。例えば,全画面塗りつぶしは何回も使うコードであるため,fillAllなどの名前で関数として作成してそれを毎回呼び出す。

//色指定
color backgroundColor = color(255,255,255);

void draw()
{
 fillAll();
}

void fillAll() //全画面塗りつぶし
{
  fill(backgroundColor);
  rect(0,0,width,height);
}

注視点の場合

 新しい関数は「void 関数名 ()」で作成できる。なお,()に値を入れることもできる。同じように注視点も関数として作成すると楽である。drawFixation()を毎回呼び出すと注視点が表示される。

int cenX, cenY;
color textColor = color(0, 0, 0);

void setup()
{
  size(displayWidth,displayHeight); //windowの大きさ
  pixelDensity(2); //retinaに対応
  cenX = width/2; //windowの中心のX座標
  cenY = height/2; //windowの中心のY座標
}

void draw()
{
 drawFixation();
}

void drawFixation() //注視点
{
  stroke(textColor); //線の色を指定
  strokeWeight(1); //線の太さを指定
  line(cenX,cenY+20,cenX,cenY-20); //線を引く(注視点の縦線)
  line(cenX+20,cenY,cenX-20,cenY); //線を引く(注視点の縦線)
  noStroke(); //枠線なし
}

 このように,毎回使うちょっとした関数を作成することもできるが,より複雑な構造のプログラムを書く場合には,実験の各段階を新しい関数として書いておき,drawループ内は実験の構造だけを記述するということも可能である。